今月も、中野で12月14日、15日にレコード100円市が行わるということで、14日の開店ちょっとあとの時間に行ってきました。今回は、ディスクユニオン新宿店でビートルズ貴重盤セールも行われていたので、先にそちらに行ってからの参戦となりました。今回も写真のように大盛況で、盤の方も前回よりあまり時間が立っていないものの、ずいぶん充実している気がしました。今回は、古い歌謡曲や、80年代のヘビメタが、いつもより多かった気がします。
そんなわけで、今回は18枚購入しました。ちなみに、その前に行ったビートルズ貴重盤セールは3枚買って、約18000円でした。その10分の1の値段で、18枚もレコードを買えてします100円市は相変わらず素晴らしいなあと思いました。
以下に主な収穫を紹介します。
手書きで「HELP Beatles」と書かれたジャケットの中身は、「ヘルプ」のAP-で始まるレコード番号の日本盤でした。おそらく、70年代前半に作られたものと思われるのですが、検盤していたら、盤は例によってすごくきれいで、「盤はきれいなのに、ジャケットはどこへ行ったんだ?」と思わず笑ってしまいました。
同じような境遇で、ダンボールにレコード盤のみのものがあって、よく見たら、LED ZEPPELINの「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」の米国盤でした。こちらは、この盤のジャケットが当時は茶色い袋に入れられて、レコード買うまで数種類のジャケットのうちどれが当たるかわからない状態で売られていたので、ジャケットだけ欲しい人が、レコード買って、盤と別にしていたのかと、ちょっと想像できます。こちらも、盤の状態はものすごくよかったです。
佐野元春さんの名盤「ビジターズ」に、当時の販促品と思われるシールが、セットなって、石丸電気の袋に入れられていたものがありました。この盤の購入者は、おまけでもらったシールを使わず、大事に保管していた様子が伺われます。そして、盤も新品同様だったので、ものすごく大切に丁寧に扱われていたと思われるのですが、そうしたものが、100円の品となって流れてしまったことに、なんだかもの哀しい気持ちにさせられてしまいました。
ポールマッカートニーは「スパイライクアス」12インチシングルと「プレストゥプレイ」を発見しました。 「プレストゥプレイ」はレンタルレコード流れだったので、ちょっと躊躇したものの、盤質はよかったので、購入しました。 「プレストゥプレイ」の時期はポールの人気がちょっと下降気味の時期だったので、レンタルで借りられる機会も少なかったのかもしれないです。
ラウドネスのレコードと、ラウドネスの前身のアイドルバンド、レイジーが本格的ハードロックに取り組んだレコードもありました。他にも、今回はヘビメタ関連はかなり充実していたと思いました。
ビートルズのバラードベスト20も発見しました。この盤は、片面に10曲も入れていて、しかも「ヘイジュード」のような長い曲も入っているので、音質的にはまったく期待できないのですが、100円ならば、聴いてみようかという気になります。
こんな感じで、今回も楽しかった100円レコード市なのですが、次回の開催時期は未定とのことでした。今年、沢山のレコードに出会えたレコード100円市なので、来年もぜひ続いて欲しいなあと思っています。
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