George Harrison – The Vinyl Collection – Released February 24th 2017
僕は、アナログレコードの再発盤にはあまり興味を持たないようにしているものの、ジョージハリスンとなれば、話は別で、Youtubeの宣伝映像を見てもいいセットだなあと思ってしまいます。また、オリジナル・アナログ・マスターを使用してカッティングしているとのことなので、音質的な興味もあります。しかしながら、安売りが期待できるamazonやHMVではすでに品切れになっていて、その他でも予約できるところはかなり限られるようなのですが、これをビートルズファンの初動はさすがに素早いとみるか、商品枯渇商法とみるか、判断に悩むところです。まあ、ムキにならずに、安く買える機会があれば買ってみようというスタンスで臨もうと思っています。
ボックスセットが買えなかった場合は、単品でどれか買ってみようかなと思っているのですが、ジョージの場合は、オリジナル盤もそんな高額ではないし、「33&1/3」以降であれば日本盤でもかなり音質がいいので、あまりそそられる盤がないと思うのが、正直なところですが、そんな中で、僕は「Dark Horse 」と「Live In Japan」に注目しています。
「Dark Horse 」は前作までのフィルスペクターサウンド特有のエコーサウンドがなくなったため、クリアなサウンドが楽しめるのですが、オリジナル盤はなんかちょっと線が細い音のような気がしています。「Dark Horse 」はUK盤にも、US盤のレコード番号を手書きで書いた刻印があるので、US盤がオリジナルだと思われるのですが、どうも、歯擦音が歪やすくなっているようで、特にSide2の最後の曲「It Is ‘He’ (Jai Sri Krishna)」で何度も登場する”クリッシュナ”の”シュ”のところが、盛大に歪んでいます。ジョージの作品の音質は、CDで聴いていても、「33&1/3]から急によくなる感じなので、線が細いと感じたのはマスターテープそのものの印象であって、再発盤でもあまり変わらないかもしれませんが、少なくとも「It Is ‘He’ (Jai Sri Krishna)」だけは、確実に改善するのではないかと思っています。
「Live In Japan」はアナログ希少な時期に限られた数のEU盤のみ制作されたようなので、中古レコード店でかなり高額で売られていただけに、常識的な価格での再発は喜ばしいことなのではないかと思います。
最初は上記の2枚を買ってみて、よさげだったら、他の盤の購入も考えてみようかなと思っています。
コメント
よたよたさんこんばんは!
私が持っている唯一のジョージの作品はLIVE IN JAPANで、しかもSACDプレーヤーを持ってないのにSACDハイブリッド盤なんです(^^;
共演したクラプトンの曲も入っていればいいのになと思ってます(^-^)
さるさん、こんばんは。
LIVE IN JAPANをすでに持っているのであれば、他のジョージの作品も馴染み易そうですね。
この再発を機会に、ぜひ他のジョージの作品を聴いてみることをオススメします。
確かに、ジョージの日本公演でのクラプトンのセットも気合の入った演奏だったので、いつか、完全版が
出るといいですね。