過去の傾向からこのレースの出走馬から今後の活躍馬が出ることも少ないこともあり、分析するモチベーションが上がらないのが正直なところであるものの、今後Win5のような種類の馬券を的中を目指すためには苦手なタイプのレースをなくした方がよいので何かをつかむべくレース回顧してみる。
1.レース結果の基礎データ
2019年 3月16日(土) 2回中京3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第33回中日スポーツ賞ファルコンS
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1400m 15頭立
11R 第33回中日スポーツ賞ファルコンS
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1400m 15頭立
馬場差 -0.4 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク D
タイムランク C メンバーランク D
LAP :12.0-10.8-11.4-11.7-11.5-11.6-11.9
通過:34.2-45.9-57.4-69.0 上り:68.9-58.1-46.7-35.0
前半のスピードは中京1400m戦としては標準的なものであり、後半も大きくバテることなく淡々とした平均ペースのレースであった。
2.隊列分析
直線入り口ではやや縦長ながら、後方の馬がしっかり差し込んできたので前にいた馬がかなり直線でバテるレースだったようだ。
3.完全タイム差検証
4着までの馬が前走よりやや大きくパフォーマンスをアップさせているが、これは前走よりも条件が整ったため能力が発揮できたと考えてよいのではないかと思う。ひとまずは妥当な完全タイム差評価と考えてよいと思う。
4.各馬の分析
1着 15番 ハッピーアワー 吉田隼人 1.20.9 34.0
後方からになり4角ではまだ後方だったものの、後方外からジワジワ追い上げ、坂を上がったところで一気に加速して、1着となった。前走のシンザン記念の僕のレース回顧では、後方からそれなりの脚を使うも重賞で3着以内に入るのは難しそうと書いたが、今回中京1400mに変わって、前半が速く直線に入ってすぐの坂を上って前にいた馬がバテたのに乗じて追い込んでこれたという感じなので、恵まれた勝利なのだと思う。このように京都平坦の1600mで末脚を活かせなかった馬が、中京1400mで能力を発揮するようなケースは割とありそう。
2着 13番 グルーヴィット 北村友一 1.21.0 34.4
ハッピーアワーの少し前の位置から直線入り口では同じような脚色で追い込んでくるも、最後はハッピーアワーに末脚が劣った。
ダート実績しかなく、芝のレースは初挑戦だったが、前半スピード負けすることなく中段の位置で追走することができて、最後に末脚を確実に使える馬のようだが、今回は勝馬より少し能力が劣った形になったが、同じような条件のレースであれば、今後も3着以内に入る可能性は高そう。ただ、勝ち切るにはもっとメンバーが弱くなる必要がありそう。
ダート実績しかなく、芝のレースは初挑戦だったが、前半スピード負けすることなく中段の位置で追走することができて、最後に末脚を確実に使える馬のようだが、今回は勝馬より少し能力が劣った形になったが、同じような条件のレースであれば、今後も3着以内に入る可能性は高そう。ただ、勝ち切るにはもっとメンバーが弱くなる必要がありそう。
3着 4番 ローゼンクリーガー 福永祐一 1.21.5 35.3
3番手の位置ながら内を距離ロスなくまわり、直線坂を上がったところでは、先頭に立つ勢いがあったものの、差し馬2頭の末脚に屈した3着だった。
先行した馬の中ではもっとも善戦したが、1着馬から0.6秒離されて、距離ロスなく走れてこの程度の走りなので、価値のある3着には思えない。4着以降の馬が弱かったことに恵まれてのことだと思う。
先行した馬の中ではもっとも善戦したが、1着馬から0.6秒離されて、距離ロスなく走れてこの程度の走りなので、価値のある3着には思えない。4着以降の馬が弱かったことに恵まれてのことだと思う。
4着 2番 ショウナンタイガ 柴山雄一 1.21.6 35.2
最内を距離ロスなく走って追い込んできた4着であった。立ち回りが上手いというより、たまたま内が空いてたことが大きく、能力以上のパフォーマンスを発揮できたということだと思う。なので、次走も同様の走りが出来る可能性は低いと思う。
5着 12番 ブリングイットオン 丹内祐次 1.21.9 35.3
後方から、直線坂ではまるで伸びなかったものの、坂を上がってちょっとだけ伸びた。が、このクラスでは力不足だと思う。
6着 10番 ヴァッシュモン 田辺裕信 1.22.0 35.8
3番手を追走するも、直線では全く伸びず。前走との比較で考えてちょっと伸びなさすぎなので、敗因が掴みづらい。とりあえずは調子を落としていると考えるべきであると思う。
7着 9番 ダノンジャスティス 小崎綾也 1.22.0 35.6
好位から全く伸びず。このクラスでは通用しない。
8着 8番 ザイツィンガー 国分恭介 1.22.1 35.0
後方から一番外を回り、最後は少し伸びたが、前半の位置取りが悪すぎるので、好走出来る可能性は今後も低そう。
9着 3番 スタークォーツ 川又賢治 1.22.3 36.4
逃げることができたが、直線で大きくバテた。
10着 7番 シングルアップ 中谷雄太 1.22.3 36.0
特に見所なし
11着 11番 ドゴール 津村明秀 1.22.4 36.0
特に見所なし
12着 14番 イッツクール 松田大作 1.22.4 35.5
特に見所なし
13着 5番 ジャカランダシティ 荻野極 1.22.6 36.5
特に見所なし
14着 6番 ジャパンスウェプト 藤岡康太 1.22.7 36.1
特に見所なし
15着 1番 ニューホープ 佐藤友則 1.26.0 36.5
序盤から全くついて行けず、そもそもこのレースを走る資格のない走りだった。
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