皐月賞上位馬が強すぎる中、それに対抗できる馬が現れるかが注目されるレースだったが、あまりパッとしない内容のレースとなった。そんな中、リオンリオンだけは面白い存在となった。ぜひダービーでも速いペースで逃げて欲しいと思う。
1.レース結果の基礎データ
2019年 4月27日(土) 2回東京3日 天候:小雨 馬場状態:稍重
11R 第26回テレビ東京杯青葉賞
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 2400m 16頭立
馬場差 -1.9 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C
LAP :12.7-11.2-11.9-12.1-12.0-11.8-12.3-12.2-12.5-11.6-11.8-12.9
通過:35.8-47.9-59.9-71.7 上り:73.3-61.0-48.8-36.3 ミドルペース
道中ペースが緩むことのないペースとなりスタミナ勝負となった。
2.隊列分析
スタミナ勝負となっただけに直線入り口では縦長の隊列になった。
前にいた馬で決着した中、4着とは唯一いい脚を使ったキタサンバルカンの末脚が目立った。
3.完全タイム差検証
成長著しい3歳春なのに、前走よりパフォーマンスを落としている馬が多すぎるので過少評価の完全タイム差と考えられる。小雨が降っていてのやや重だったのに馬場差の判断が間違っていたためにこうした値になっているのではないかと思われる。リオンリオンは前走スローペースだったので、完全タイム差を大きくアップさせたことは違和感はない。
4.各馬の分析
1着 2番 リオンリオン 横山典弘 2.25.0 36.3
ペースの緩みのない淀みのない逃げで逃げ切った。前走がスローペースの逃げだったので、こうした逃げができることを予想するのは難しかったが、この馬の登場によってダービーはスローペースにならない可能性が高くなった。
2着 3番 ランフォザローゼス ルメール 2.25.0 35.8
4番手を先行し、最後はひと脚使って2着に浮上した。速い流れを先行して最後まで脚を使えるのは京成杯も同じだったので、やはり堅実な馬ということだと思う。
3着 5番 ピースワンパラディ 戸崎圭太 2.25.3 35.3
中段からインコースをしっかり伸びて3着になった。直線で伸びあぐねる馬が多い中インコースをうまく立ち回ったことで3着にこれた。
4着 15番 キタサンバルカン 大野拓弥 2.25.5 34.6
4角地点ではかなり後方から長くいい脚を使って4着まで追い上げた。末脚は今回のメンバーで最も見所遭ったので今後どこかで好走吸う可能性はありそう。
5着 16番 サトノラディウス 三浦皇成 2.25.6 35.5
内外の差はあれど、ピースワンパラディと同じような地点から追い出して末脚で見劣った。
6着 13番 マコトジュズマル レーン 2.25.8 35.5
サトノラディウスより、さらに末脚が見劣った。
7着 4番 セントウル アヴドゥ 2.26.0 37.1
先行集団の4頭に加わっていたものの、直線ではいいところなし。
8着 14番 バラックパリンカ 和田竜二 2.26.0 35.3
見所無し
9着 1番 アドマイヤスコール M.デム 2.26.0 37.0
先行集団の4頭に加わっていたものの、直線ではいいところなかったので、直線の長いコースは向いてなさそう。
10着 8番 ピンシェル 吉田豊 2.26.1 35.8
見所無し
11着 11番 カウディーリョ 石橋脩 2.26.2 35.7
見所無し
12着 6番 ウーリリ 福永祐一 2.26.2 36.3
見所無し
13着 10番 ディバインフォース 松山弘平 2.26.4 35.2
見所無し
14着 9番 タイセイモナーク シュタル 2.26.5 35.8
見所無し
15着 12番 アルママ 柴田大知 2.26.9 36.9
見所無し
16着 7番 トーセンカンビーナ 藤岡佑介 2.27.2 36.0
見所無し
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