小頭数の凡戦となった。
1.レース結果の基礎データ
2020年 2月 9日(日) 2回京都4日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第60回きさらぎ賞
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1800m・外 8頭立
馬場差 +0.3 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク D
LAP :12.8-11.8-12.1-12.8-12.5-12.2-11.4-11.2-11.5
通過:36.7-49.5-62.0-74.2 上り:71.6-58.8-46.3-34.1
スローペースでL3Fから早めにペースアップするレースになった。馬場は少し時計が出るようになっているものの、内を避けて通る状態になっていた。
2.完全タイム差検証
シンザン記念からさほど期間が空いておらず、前走と同様の走りをしたのでコルテジアを物差しとすることでよさそう。1.1秒ほど低くみた方がよい。
3.各馬の分析
1着 1番 コルテジア 牡 3 松山弘平 56 1.48.3 33.9
3番手追走から勝負所で外を回り直線でストーンリッジをきっちり差し切り1着となった。
好位差しがしっかり板についてきた走りではあったが、前走と同じような走りであり、他のメンバーがシンザン記念より弱かった可能性もある。ただ、しっかり好位につけれてL3Fからのペースアップにもしっかり反応できるので好走できるレースの幅は広いかもしれない。
2着 7番 ストーンリッジ 牡 3 シュタル 56 1.48.3 34.1
2番手追走から、勝負所で早めに先頭に立つも最後は差された。
最後は併せ馬にならず、右に行こうとするような走りだったので、能力は高いが勝負根性は今ひとつなのかもしれないが、この点は今後成長する可能性もあるので、今後もしっかりレースを見ておきたい。先行力はありそうだが、ハイペース戦でどうなるかは未知数。
3着 8番 アルジャンナ 牡 3 川田将雅 56 1.48.4 33.7
5番手を追走しているが、L3Fのペースアップ時に前との差を詰めることができなかった。最後までしっかり伸びてはいるものの、勝負所での前との差が最後まで響いた3着だった。
上がり3ハロンタイム最速ではあるものの、非常に物足りない内容。コーナーでのペースアップが必要なレースへの対応力は今一つとの評価となる。
4着 4番 ギベルティ 牡 3 武豊 56 1.48.8 34.6
逃げて勝負所で早めに交わされるが、最後まで粘れてはいた。
4着に粘れたように見えたのは、5着以下の末脚が大したことなかったからの可能性が高いと思う。
5着 3番 トゥルーヴィル 牡 3 北村友一 56 1.48.8 33.9
直線で最後まで伸びてはいたがあまり見所はなかった。
6着 6番 サトノゴールド 牡 3 幸英明 56 1.48.8 33.9
直線で最後まで伸びてはいたがあまり見所はなかった。
7着 2番 サイモンルモンド セ 3 和田竜二 56 1.49.5 34.3
直線で最後まで伸びてはいたが6着馬までとははっきりと能力が劣る走りだった。
8着 5番 グランレイ 牡 3 池添謙一 56 1.50.1 35.7
先行してL3Fのペースアップにはついていけていたが、4角の終わりで早くも脱落し最後は大きくバテた。
朝日FSではハイペース戦で後方からのなだれ込みが叶ったが、正攻法のレースでは全く相手にならない。
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