特殊な不良馬場のレースになり、今後参考になりにくいレースになった。
1.レース結果の基礎データ
2020年10月10日(土) 4回東京1日 天候: 雨 馬場状態:不良
11R 第6回サウジアラビアロイヤルカップ
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1600m 10頭立
馬場差 設定不能7 完全タイム差 設定不能
タイムランク 設定不能 メンバーランク B
馬場状態を考慮すると、前半かなり早く、その後少し緩んでいるものの、最後の600mは持続力勝負になった。
2.完全タイム差検証
2歳戦は情報不足のため、検証は保留とする。
3.各馬の分析
1着 9番 ステラヴェローチェ 牡 2 横山典弘 55 1.39.6 36.8
後方外を追走。4角でも外を回り後方のままだったが、他馬との差はさほどないので、少し加速している。直線に入って大外から早めに追い出すと、すぐ先頭に立ち、そのまま押し切った。
終始外を回っての圧倒的勝利だったので、今回の条件では他馬と力が違った。
前走でも馬場差+0.3の馬場だったので、高速馬場の時の能力は未知数。
2着 5番 インフィナイト 牝 2 北村友一 54 1.40.1 37.7
中団追走。最初は外を走っていたが、3角までに最内に入る。4角をインぴったりで距離ロスなく走り、直線に入ってもしばらく追い出しを待ち、残り400mになって気合をつけるとジワジワ伸びて2着に浮上した。
不良馬場で持続力勝負になる中、インを上手く立ち回って脚を温存できたことが大きい2着。
3着 6番 セイウンダイモス 牡 2 内田博幸 55 1.40.5 38.2
スタートはまずまずながら、序盤の脚は遅く、途中、一旦最後方まで下がる。3角の手前で大外から勢いをつけて進出し、4角の終わりには前から5番手の位置まで上げる。直線に入って外でややもたつくものの、ジワジワしぶとく伸びて3着に浮上した。
1,2着馬との差は大きいものの、かなりロスの大きい競馬をしており、極端な持続力勝負に向いていることを示した。
4着 2番 ジャンカズマ 牡 2 戸崎圭太 55 1.40.6 38.6
2番手追走。直線に入って一旦先頭に立つも、勢いは続かなかった。
上手く立ち回れたように見えてもこの程度の実力のようだ。
5着 8番 キングストンボーイ 牡 2 ルメール 55 1.40.7 38.1
出遅れて後方から、4角でもやや外を回り直線追い込もうとするも大した脚ではなかった。
あまり見どころはなかった。
6着 3番 ビゾンテノブファロ 牡 2 原優介 55 1.40.9 38.0
中団追走から、インぴったりに入り4角ではインで最後方になり脚を温存し、その分最後多少脚を使えたように見えたが、大したことなかった。
7着 4番 スペシャルトーク 牡 2 M.デム 55 1.41.0 38.5
インの中団を追走。直線でやや外に出して伸びようとするものの大した脚ではなかった。
8着 10番 カガフラッシュ 牡 2 江田照男 55 1.42.0 39.7
中団外を回り直線で失速。
9着 1番 ピンクカメハメハ 牡 2 三浦皇成 55 1.42.2 40.3
先頭に立ったが、直線まるで粘れなかった。
10着 7番 ダディーズビビッド 牡 2 大野拓弥 55 1.42.7 40.5
3番手で追走するも、直線でまるで伸びなかった。
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