1勝馬ばかりのメンバーで能力比較が難しかったレースであったが、結果、あまりレベルの高くないレースとなった。
1.レース結果の基礎データ
2021年 1月17日(日) 1回中山6日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第61回京成杯
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 2000m 12頭立
馬場差 +0.1 完全タイム差 +1.5
タイムランク SL メンバーランク D
前半遅いスルーペースながら早めのペースアップの対応が必要になった。
2.完全タイム差検証
SLランクなので過小評価になるのだが、明らかに低レベルのメンバーのレースだったので、0.3秒ほどの上方補正でよさそう。
3.各馬の分析
1着 3番 グラティアス 牡 3 ルメール 56 2.03.1 34.9
序盤のペースが緩いので1角までに楽にインの3番手の位置につける。4角もインでじっくり回り、直線に入ってインからグイグイ伸びて他馬を圧倒した。
ここでは能力が違った走りを見せたが、まだスローペースでの経験しかないので、厳しいペースへの対応力は未知数となる。
2着 1番 タイムトゥヘヴン 牡 3 M.デム 56 2.03.5 35.6
楽に前のポジションに行くも他馬が遅いので、先頭に立つ。前半をスローペースに落とし、早めのペースアップを図り直線に入って馬場のいい外に出して伸びてきたが、1着馬の方が能力が上だった。
先行力、持続力があるので、今後も好走の機会はありそうな走りだった。
3着 6番 テンバガー 牡 3 戸崎圭太 56 2.03.7 35.2
中団追走。4角外を回るも勢いはよく、直線に入って前がカットされる場面があったがそれでも外からジワジワ伸びて3着になった。
最後まで伸びてはいたものの鋭さは感じられずようやく3着といった走りなので、今後の好走可能性については疑問。
4着 5番 ヴァイスメテオール 牡 3 丸山元気 56 2.03.7 35.5
4番手あたりを追走。4角の走りはよかったものの、直線の伸びはジリジリとしたもので伸びあぐねた。
瞬発力はやや劣るのは確かで、先行力もスローペースの経験しかないのであるとはいえない。今後については疑問。
5着 10番 プラチナトレジャー 牡 3 田辺裕信 56 2.03.9 35.0
中団やや後方を追走。最後の直線でやや伸びてきてはいたが、3着のテンバガーとは最後の脚色がはっきり劣った。
6着 2番 タイソウ 牡 3 石橋脩 56 2.04.2 36.1
2番手を追走していたが、4角で手応えが怪しくなり、その後止まりはしないものの勢いがなかった。
7着 7番 エイカイファントム 牡 3 岩田望来 56 2.04.2 35.5
中団やや後方追走から特に見どころがなかった。
8着 9番 アクセル 牡 3 横山武史 56 2.04.4 35.5
中団やや後方追走から特に見どころがなかった。
9着 4番 タケルジャック 牡 3 北村宏司 56 2.04.5 35.9
中団、終始インを通るもまるでいいところがなかった。
10着 11番 ラカン 牡 3 津村明秀 56 2.04.6 35.6
後方追走のまま見どころなし。
11着 8番 ブラックロータス 牡 3 三浦皇成 56 2.04.7 35.4
後方追走のまま見どころなし。
12着 12番 ディクテイター 牡 3 北村友一 56 2.05.4 36.8
中団追走していたが4角で勢いがなくなり、直線でズルズル後退した。
「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。
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