能力差の少ないメンバーで、結果も予想が難しい結果になった。
1.レース結果の基礎データ
2021年 2月 7日(日) 1回東京4日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第71回東京新聞杯
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1600m 16頭立
馬場差 -1.4 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク D
高速馬場の平均ペースになり、直線に入ってすぐの脚色は多くの馬は変わらずこの時点では多くの馬が余力があったものの、L1Fの末脚比べで脱落した馬が多かった印象のレースだった。
2.完全タイム差検証
0.5秒ほど低く見た方がよさそう。カラテの前走の完全タイム差は優秀でこのメンバーの重賞であれば通用する下地があった。
3.各馬の分析
1着 10番 カラテ 牡 5 菅原明良 56 1.32.4 34.0
好スタートから5番の位置につける。直線に入ってややもたついていたように見えたものの、坂を上がったところでやや内から鋭く伸びてきて1着になった。
オープン初戦ながら2連勝してきた実力は本物でこの時期に本格化したようだ。前目のポジションにつけれるので好走できるレースの幅は広そう。ただし極端な瞬発力勝負への対応は未知数。
2着 4番 カテドラル 牡 5 田辺裕信 56 1.32.4 33.5
中団やや後方のインを追走。直線に入ってジワジワ伸びてきて残り200mを過ぎたあたりの脚色はよく突き抜けそうな雰囲気だったが、最後まで脚色が続かず2着。
鋭い末脚はあるものの最後まで勢いが続かず、今一つの成績が多かった馬だが、レース映像を見ていてもこの馬の末脚が他馬より優れているようには見えず、メンバーのレベルが低かったから2着に入れたと考えてよさそう。
3着 11番 シャドウディーヴァ 牝 5 岩田康誠 54 1.32.6 33.6
カテドラルのすぐ外の同じような位置を追走。直線に入って騎手の派手なアクションに応じてジワジワ伸びてきていたが、最後はカテドラルに1馬身劣った。末脚堅実ながら勝ち切るのは難しそう。
4着 13番 ヴァンドギャルド 牡 5 福永祐一 57 1.32.7 34.2
6番手追走。直線に入って勢いがあり突き抜けそうな雰囲気があったものの、残り200mからの伸びを欠いた。
ちょっと敗因がつかみにくいのだが、L1Fのラップがこの馬には速すぎたということなのかもしれない。
5着 5番 トライン 牡 6 横山典弘 56 1.32.8 34.4
インの4番手を追走。最後までしっかり伸びてはいるものの、L1Fの末脚比べで切れ負けした印象。
6着 16番 サトノインプレッサ 牡 4 戸崎圭太 56 1.32.9 34.2
中団追走4角で外を回り、直線で伸びようとするもこの馬もL1Fの末脚比べで切れ負けした印象。
7着 12番 トリプルエース 牡 4 ルメール 56 1.32.9 34.7
2番手を追走。直線に入ってすぐは突き抜けそうな雰囲気があったが、この馬もL1Fの末脚比べで切れ負けした印象。あと、距離が長い可能性もある。
8着 9番 サトノアーサー 牡 7 坂井瑠星 57 1.33.0 33.5
後方追走から、直線最後はよく伸びているものの、近走以上に後方の位置取りのため脚を貯めれたことによるもののようだ。位置取りが後ろすぎるので、末脚が発揮できても勝負にはならない。
9着 2番 サトノウィザード 牡 5 鮫島良太 56 1.33.1 33.6
後方から3番手を追走し、直線大外を回り、最後は少しだけ伸びた。末脚はそこそこあるものの追走力がなさすぎる。
10着 6番 プロディガルサン 牡 8 藤岡佑介 56 1.33.1 33.3
最後方追走から、ややインを回り最後少しだけ伸びてきていたが、上り33.3秒最速はインを回ったものなので評価できない。
11着 14番 エントシャイデン 牡 6 川須栄彦 56 1.33.3 34.1
出遅れて後方からになりまるでいいところがなかった。極端に前残りで恵まれて3着に入れた馬の次走はこんな程度になることはよくあること。
12着 3番 ロードマイウェイ 牡 5 横山武史 57 1.33.5 34.3
後方追走のままいいところがなかった。2走前の好走が不思議に思えるほど、不調が続いているようだ。
13着 8番 ニシノデイジー 牡 5 勝浦正樹 56 1.33.5 34.9
見どころなし。
14着 1番 ダイワキャグニー セ 7 内田博幸 58 1.33.6 35.5
逃げたがバテた。アテにできないタイプであるが、戦績から出走間隔を詰めるとよくない。
15着 7番 ショウナンライズ 牡 8 大野拓弥 56 1.33.6 35.0
見どころなし。
16着 15番 エメラルファイト 牡 5 石川裕紀 56 1.33.7 35.5
見どころなし。
「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。
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