振り返り、その2は2008年2月6日発売の「恋愛ライダー」です。
この曲はBuono!のライブで唯一、毎回取り上げられていて、しかも毎回生バンドで演奏されているBuono!の代表曲です。
僕がこの曲を初めて聴いたのは、実は、ラジオ番組「道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」で流されたときの音源を後追いで聴いたときでした。AMラジオの音質ながら初めて聴いたときの衝撃はすごくって、Buono!がどんなユニットでメンバーは誰というのを一切知らなかったものの、一瞬で気に入って、速攻でCDを買いました。音聴いただけで、どんな人が歌っているか一切知らずに、僕が気に入ったアイドルソングは、プッチモニの「ちょこっとLOVE」以来でした。
僕はもともと、洋楽ロックが好きで、特に英国ハードロックのような激しくてノリのよい曲が好きなんですが、ハロプロの曲でも、ロック系のノリのよい曲はけっこう多いものの、もうちょっとドラムやギターが生生しい迫力の音でもいいのになあと思っていて、ハロプロのロックっぽい曲に物足りなさを感じていました。そんな僕のニーズに「恋愛ライダー」はバッチリハマった曲で、Aメロからドラムが、ギターがすごい迫力で迫ってくるこの曲に「こういう曲が聴きたかったんだー!」と僕はすごく盛り上がって、この曲の音源やシングルVを何度もリピートして見ていました。たぶん、Buono!のサウンドはアイドルソングの常識を超えた本格的なロックサウンドで、一般的なアイドルのスタッフさんは「やりすぎ」と考えてしまうようなサウンドだったんだと思います。アイドルブームの今でも、Buono!ほど、本格的なロックサウンドは他になくって、アニメですが、「けいおん!」の音が一番近いかなと思うのですが、「けいおん!」の方が後で、同じポニーキャニオンなので、Buono!のサウンドを参考にしたんじゃないかと勝手に思っています。
そんな本格的なロックサウンドの中でも、しっかりと存在感を感じさせてくれるBuono!のメンバーの歌もすばらしいと思います。さすが、Berryz工房と℃-uteの選抜メンバーだなと思わせてくれます。当時は、
嗣永桃子 高校1年生
夏焼雅 中学3年生
鈴木愛理 中学1年生
だったわけで、その若さでこの堂々とした存在感はスゴイと思います。それでいて、3人とも超かわいいのが素晴らしいです。ただ、今見るとももちは、今よりも地味な感じがしますね。今の方がよっぽどぶりぶりしている感じがします。
このシングルのカップリング曲「じゃなきゃもったいない」もストレートなハードロックサウンドで、ライブでもすごく盛り上がる曲です。こうした、本格的なロックサウンドが基本になっているのは、最新シングル「雑草のうた」でも変わらず、ブレないコンセプトであり続けていることが、僕がBuono!を一推しユニットでとしている理由であり、多分、同じように思っている人が多いことから、根強い人気があり、派生ユニットでありながら、長く続いている理由になっているんだと思います。
とにかく、この「恋愛ライダー」は、アイドルソングの常識を超えた、名曲なので、間違って、このページにたどり着いてしまったという人も、ぜひYouTubeの再生ボタンを押して、一度はこの曲を聴いてみて欲しいと思います。
この映像を見て、Buono!のミュージックビデオをまとめて見たくなった場合は、以下のDVDが便利です。
ということで、Buono!を初めて聴いたときの衝撃を思い出し、ひとりで盛り上がってしまいましたが、次回へ続きます。
コメント
もう見ました、とても好きです