期待の3歳馬のレイパパレが順当に勝ったレースとなったが、メンバーがあまりに弱いのでレイパパレの実力がよくわからないレースだった。
1.レース結果の基礎データ
2020年12月 5日(土) 6回阪神1日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第71回チャレンジカップ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 2000m・内 11頭立
馬場差 -1.1 完全タイム差 +1.5
タイムランク SL メンバーランク D
スローペースながら、L4Fから加速が始まっているので、持続力勝負となった。
2.完全タイム差検証
タイムランクSLながら、補正なしでよさそう。レイパパレは前走よりパフォーマンスを若干落としても勝てるほどメンバーが弱かったということなのだろう。
3.各馬の分析
1着 7番 レイパパレ 牝 3 川田将雅 53 1.59.9 34.4
2番手追走から、残り600mであっさり先頭を奪いそのまま最後まで押し切って1着となった。
少し我慢が効かないところがあったようだが、メンバーが弱いので早仕掛けで楽勝できた。今後強いメンバーと当たった時の立ち回りは未知数で、騎手も「今後はコントロールの難しさが鍵になると思います。」と語っていた。能力が高いのは明らかだが、相手次第では疑ってみてもよいかもしれない。
2着 11番 ブラヴァス 牡 4 福永祐一 56 2.00.1 34.1
中団追走から4角の加速は今一つで、直線外からよく伸びてきてはいるが2着まで。
末脚はそう鋭くないので、4角がもう少し緩い流れにならないと内回りコースでは厳しそう。
3着 1番 ヒンドゥタイムズ 牡 4 武豊 56 2.00.2 34.4
中団追走から4角をインでうまく立ち回り直線入口で3番手の位置まで押し上げそこから伸びるも3着まで。
末脚は大したことなく、立ち回りのよさで3着を確保できたが、メンバーが弱いのであまり評価できない。
4着 9番 サトノクロニクル 牡 6 藤井勘一 56 2.00.5 34.2
後方追走。4角で外を回り直線外からよく追い込んでいるように見えたが、メンバーが弱いのであまり評価できない。
5着 6番 ジェネラーレウーノ 牡 5 三浦皇成 56 2.00.6 35.1
逃げたが、残り600mであっさり交わされてそこまで。
3歳重賞時では速いペースで先行してよさを見せていた馬ながら、古馬重賞ではスローペースの逃げしかうてていなくて、これではよいところがなくて当然。ただし、今後ハイペース戦で先行して激走する可能性はありどう。
6着 8番 ナイママ 牡 4 国分優作 56 2.00.7 35.0
3番手追走するも4角で少し離され気味になるが、直線では最後まで伸びてはいた。持続力はありそうだが、4角の加速がよくなく、ここでは能力不足。
7着 3番 セントウル 牡 4 松山弘平 56 2.01.1 34.4
後方追走から、直線では少し伸びたが、ここではまるで通用せず。2勝クラスの馬なので、当然の結果。
8着 5番 ロードクエスト 牡 7 幸英明 56 2.01.6 35.9
中団追走から4角で3番手の位置まで押し上げたが、直線まるで伸びなかった。
追走力がなく後方からのレースが続いていたのだが、今回は追走できたものの末脚がまるでなくなってしまった。
9着 2番 エヒト 牡 3 団野大成 55 2.01.7 34.9
見どころなし。2勝クラスなので当然の結果。
10着 4番 キングニミッツ 牡 7 和田竜二 56 2.01.8 35.4
見どころなし。
11着 10番 トーアライジン 牡 7 森裕太朗 56 2.02.7 36.1
見どころなし。1勝クラスなので当然の結果。
「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。
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